草薙 龍瞬 さん 著書
「反応しない練習」あらゆる悩みが消えていく「ブッダ」の超・合理的な「考え方」
「反応しない練習」で学べること
『反応しない練習』は、他者の言動に振り回されない自分になるための実践的なマニュアルです。 感情のコントロール方法、ストレスマネジメント、人間関係の改善といった、現代社会を生き抜く上で非常に重要なスキルを身につけることができます。 ただし、本書は「感情を全く感じなくなる」ことを目指しているのではなく、感情と適切な距離を保ち、より穏やかで生産的な生活を送るための方法を提案している点に注意が必要です。
「反応しない練習」でごんたが学んだことは
・他人の評価を追いかけないこと
小さな頃から人の目を気にしてばかりでした。
思い出せば、小学生の頃に入団していた
少年サッカーの頃かも、、、
パパさんなんかあったのかにゃ?
レギュラーの人たちに振り回され、
虐められないために
「あっちの目も、こっちの目も」って
気にするようになったのかも
どっちにも、「承認されなきゃ!」が染みついてしまった結果、
社会人になっても自己犠牲に勤しんで
本来の「自分」を出せなくなってしまい、「ストレス」を感じていました。
それからも人の顔色を伺うことが普通になり、自分より人の意見が先!
そんな感情で動いてしまってました。
日本人の大好きな血液型診断も「八方美人のO型」
周りの目は気にしてしまうタイプだったのです。
そんなごんたでも学べてしまう著書でした。
それでは要約していきましょう♪
はじめに
どんな悩みも解決できるシンプルな方法「反応しない」です。
動揺しない、イライラしない、落ち込まない、後悔しない、緊張しない
不安を感じない、等々
この「反応しない」を教えてくれるのが賢人「ブッダ」先生です。
ブッダの教え
「心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみ・を抜ける方法」
①心の反応を見る ②合理的に考えること
「反応しない練習」4ページから引用
ブッダってただの有名なお坊さん!
それしか知らない。
ChatGPTさん教えて!
ブッダは、古代インドで活動した
宗教的な指導者であり、
仏教の創始者として知られています。
本名はゴータマ・シッダールタ(釈迦族の王子)で、
「ブッダ」という名前は「目覚めた人」や
「悟った人」という意味です。
「ブッダ」が本名じゃないんだ
王子様だったのに出家して
人生の意味を探しに行ったんだね。
この本を読んで私も目覚めてみよう!
第1章 反応する前に「まず、理解する」
「正しい理解」とは、「自分が正しいと考える」ことではありません。
「自分流の見方・考え方で理解する」ことではありません。むしろ逆に、
「自分はこう考える」という判断や、解釈や、ものの見方をいっさい差し引いて、
「ある」ものを「ある」とだけ、ありのままに、客観的に、
主観抜きの”ニュートラル”な目で、物事を見すえることを意味しています。
「反応しない練習」47ページから引用
まだこの本を読んだ時には分からなかったなぁ
っていうのが本当のところ
承認欲求の塊の私には「ふ〜ん」
こんな考えもあるんだなって程度でした。
自分の心が今、どんな状態か?
これを理解することが第1歩にゃ!
自分の心の状態を理解することで、感情のコントロールがしやすくなり、日常生活の満足度や対人関係が向上します。また、ストレスや不安を早期に発見して対処する力もつきます。
第2章 良し悪しを「判断」しない
目覚めた者は、人間が語る見解、意見、知識や決まりごとに囚われない。
彼は、善し悪しを判断しない。判断によって心を汚さない。心を汚す原因も作らない。
ブッダは、正しい道(方法)のみを説く。かくして「わたしが」という
自意識から自由でいる。 スッタニパータ(心の清浄について)の節
「反応しない練習」52ページから引用
承認欲も「判断」から来るみたい。
承認欲求の塊な私は、
承認欲が満たされない→「怒り」になる
親父が営業時代はよくイライラしてた
言えなかったけど、、、
ごめんな。息子よ。
自己肯定感の低い私
そう思っているうちはいつまで経っても
「自信」はつかないそうです。
「判断」した!それに気づけるように少しづつやっていこう!
嫌なこと、悪いこと、失敗したことそれを感じたら
「判断した」ってことにゃ!
気づくことで、自分の価値観や思考パターンを見直し、より柔軟で公正な判断ができるようになります。直感的な判断も悪くありませんが、気づく力を養うと、偏見や思い込みを減らし、深い理解に近づけます。
第3章 マイナスの感情で「損しない」
もし罵る者に罵りを、怒る者に怒りを、言い争う者に言い争いを返したならば、
その人は相手からの食事を受け取り、同じものを食べたことになる。
わたしはあなたが差し出すものを受け取らない。
あなたの言葉は、あなただけのものになる。そのまま持って帰るがよい。
罵倒するバラモンとの対峙サンユッタ・ニカーヤ
「反応しない練習」99ページから引用
性格上、自分からはあまり言わないけど
怒りをぶつけられると言い返したくなる。
目には目を、歯には歯を!
パパさんそれは損にゃ!
言い争いは、どっちも正しいにゃ。
相手を判断せずに理解する。
心の反応は「心がけ」次第
人生は「快」を増やして「不快」を減らすことにゃ!
人それぞれ「快」や「不快」の定義は異なりますが、自分にとって何が心地よいかを知り、それを増やす努力をすることが、豊かな人生につながります。
第4章 他人の目から「自由になる」
他人の物事のために、自分のなすべきことを捨て去ってはならない。
自分の物事を熟知して、自分のなすべきことに専念せよ。
ダンマパダ<自己について>の章
「反応しない練習」154ページから引用
売れない営業として10年。年齢だけは高くなりそれなりに仕事はできる。
でもそれなり。売れているわけではない。
そんな時に、同年代の営業が転職してきた。別に人として嫌いなわけではないけど
比べられるのが嫌で、嫌っていた。これも承認欲求だったんだね。
相手と「比較する」これは本当に無駄!
負けたくない!でモチベーションを上げるのはOKにゃ!
「作務」改善・集中・納得これを実践していくにゃ!
禅宗では、「作務」を通じて自我を捨て、日常の中で心を磨くことが重視されます。たとえば、掃除を行う際も「きれいにすること」だけが目的ではなく、心を込めて丁寧に行うことで、無駄な雑念を払い、集中力を高める機会となります。
第5章 「正しく」競争する
道の者たちよ、たとえば青い蓮、紅の蓮、白い蓮が、水の底に生じ、
水の中で成長し、水から上に現われ出て、しかも水に汚されていないように、
道を遂げた者は、この世の中で成長し、この世のうちに生きているが、
この世に汚されないのである。 サンユッタ・ニカーヤ
「反応しない練習」200ページから引用
あの頃は、あいつは間違ってる!こっちが正しい!
そんな妄想と戦っていたんだな。
「そっちがそうなら、、」なんてくだらないことしてたよ。
もっと早く読めばよかった、、、。
まぁ今だから理解ができるんだにゃ。
人には人の乳酸、、、違うにゃ
人には人の「役割」「向き」「考え」それぞれある。
間違った、妄想・執着は捨てるにゃ!
相手を尊重しながら、自分自身の能力や努力を最大限に発揮して勝負すること。ここで大切なのは、競争がただの勝ち負けにこだわるものではなく、お互いを高め合う機会として捉えることです。
第最終章 考える「基準」を持つ
汝はもう、何ものにも頼る必要はない。この世界でただ自らをよりどころとして、他の何ものもよりどころにしない(依存しない・執着しない)ことだ。正しい生き方(ダンマ)をよりどころにして、他の移ろうもの、人間の思惑や言葉にすがらないようにせよ。
アーナンダへの励ましブッダ最後の旅マハーパリニッバーナ・スッタ
「反応しない練習」207ページから引用
心のよりどころかぁ。
外側に求めるのではなく、自分の内側に目を向けよう!
「最高の納得」をできる生き方していこう♪
すごい人でも、超ネガティブ思考だったにゃ!
それでもブッタはそんな自分を受け入れられる強い心を
持てたからこそ、約2500年ものあいだ語り継がれているにゃ。
ブッダは「四諦(したい)」という教えを説きました。
これは人生の苦しみの原因と、それを克服する道を示すものです。
1. 苦諦(くたい) – 人生には苦しみがある(生老病死など)。
2. 集諦(じったい) – その苦しみの原因は欲望や執着である。
3. 滅諦(めったい) – 欲望や執着をなくせば、苦しみは消える。
4. 道諦(どうたい) – そのための実践法(八正道)がある。
この四諦を理解し、実践して悟りに達することが「最高の納得」とも言えるでしょう。それは単なる知的な理解ではなく、自分自身の体験を通じて深く腑に落ちること、つまり心から納得し、生き方が変わることを意味します。
まとめ
前回読んだ、「嫌われる勇気」「自分の中に毒を持て」そして、この本との出会いでさらに認識しました。自分は外側のことばかりに囚われていて、納得出来ないまま流されている人生だったと。
最初は「反応しない練習」とは、人に対して「無」になることと思っていました。
そうではなく、自分の心と納得できることを選んでいこうと思います。
この本を読んでアニメ「エウレカセブン」をまた見たいと思ったのは私だけでしょうか?
このブログが、『反応しない練習』に興味を持つきっかけになれば幸いです。ぜひ、あなたもこの本を読んで、自分にとっての「最高の納得」を見つけてください。