岸見一郎さん 古賀史健さん 著書
「嫌われる勇気」 自己啓発の源流「アドラー」の教え
この本で学べること、学んだこと
①過去にとらわれない
②自分の課題と他人の課題を分ける
③他人の評価を気にしない
私が「嫌われる勇気」で学んだことは
・劣等感コンプレックス人間だった
・承認欲求に囚われている自分
・自分を気にしてるのは、自分だけ
2013年に誕生した本。出会うまでに10年かかりました。
今までご紹介した3冊や、YouTube、SNSを見なければ決して出会うことの無かった本。
アドラーの心理学は、私の人生感を大きく変えてくれました。
私は、自分は変われないと諦めてました。
承認欲求大好き!劣等感の塊!自分は変わらない!
自分はもう40代だし、変わることはないと自分に言い訳をしながら生きていました。
でも実際には、違います。変わらない理由は自分で作っているんです。
そんな私が学んだ3つをご紹介。
劣等感コンプレックスをぶち破れ!
「不安だから、外に出られない」のではない。
順番は逆で「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」と考えてる
嫌われる勇気27ページ引用
この言葉は、衝撃を受けました。
劣等感コンプレックスに縛られていた私を大きく変えてくれました。
何をやっても中途半端で、適当、上手くいかない、と理由をつけて逃げ出す。
分かっていても、変えられない、誤魔化す、そしてまた逃げる。
営業時代では、売れないのは「〇〇〇がいけないから」と逃げてばかり。
自分が、勉強や上司の教えをひたむきにやらず、言い訳を考えていました。
「売れないから雑用を頑張る、売れてる上司の手伝い、お店のために」
そうやって売れない自分から逃げてきました。
出来ない理由を作っていたのは自分。逃げるために言い訳を考えていたんだと教えてくれました。
承認欲求を捨てる
他者から承認されてこそ、我々は「自分に価値があるのだ」と実感することができる。
他者からの承認を通じて、劣等感を払拭することができる。
自分に自信を持つことができる。そう、これはまさに「価値」の問題です。
嫌われる勇気133ページから引用
まさにそう! 他者から褒められると、価値を感じて「そこにいてもいいんだ」と思ってました。
しかしそれは間違いなんです。アドラーの心理学には「課題の分離」という考え方があります。
あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと
あるいは自分の課題に土足で踏み込まれることによって引き起こされます。
嫌われる勇気140ページから引用
3人の息子たちも、私に似て「勉強嫌い」です。
ついつい、「勉強しろ」「宿題しろ」「歯磨きしろ」「早く寝ろ」
なかなかやらない息子たちにイライラしてました。
でも、やらずに困るのは「息子たちの課題」であって私が踏み込む課題ではなかったんです。
私がやるべき事は、勉強をやらない事で起こること、やる気になった息子たちをサポートすること。
やらない息子たちにイライラする事では無かったんです。
「自分の課題」なのか「他者の課題」なのかは、「最終的に結末を誰が受けるか」です。
承認欲求が強い私は、「他者の課題」に自ら振り回され、「自分の課題」から逃げ、
全て他者や物事に原因があると決めつけていました。
本書にも出てきましたが、このことわざに衝撃を受けます。
「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を呑ませることはできない」
子供が勉強をしないのは「水を飲むかどうかは息子たち次第」決して他人のせいでもない、
他人が踏み込んでもいい領域でもないのです。
他人の評価?
自らの生について、あなたができることは
「自分の信じる最善の道を選ぶこと」それだけです。
一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか。
これは他者の課題であって、あなたにはどうにも出来ない話です。
嫌われる勇気147ページから引用
人の評価を気にしていると、自由に発言や行動ができなくなり、承認欲求を満たすために
「他者の課題」に振り回されます。それを本当の自分と言えるでしょうか?
アドラーは言います「自由とは、他者から嫌われることである」と。
他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、
承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、
自分の生き方を貫くことはできない。
嫌われる勇気163ページから引用
まさに「嫌われる勇気」なんですね。
八方美人な私はまさに真逆を生きてきました。
みんなに好かれたい。嫌われたらどうしよう。居場所がなくなってしまう。
水はすぐそばにあったはずなのに、、、
人生変りました!
本書を読んで人生観はかなり変わりました。1番大きな変化点は、、、
借金をしてまでやっていた、パチンコ。仕事中も先輩に言われれば、断ることもなくパチンコへ。
休みの日にも何かにつけて言い訳をしては外出し、パチンコへ。
うまこも嫌いではないから年末は2人でパチンコへ。
20年間やり続けた趣味。悪いとは言わないが借金してまでやるものではない。
ある人は、自分の運を試すためにパチンコをしてる。そんな話もある。
でもこれも、現実からの逃げ、「劣等感コンプレックス」だった。
「わたしの力は計り知れないほどに大きい」
「世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただわたしによってしか変りえない」
嫌われる勇気281ページ引用
本書をきっかけに、
「人の評価は考えない」「他者の課題ではなく、自分の課題」「自分は変われる」と
思えるようになってきました。早く本書に出会えれば、は違うんです。
今出会えたからこそ、こういう気持ちになってるんです。
20年前に知っていても、響かなかった。
他人の評価なんか気にせず、他者の課題に振り回されず、過去に思いを馳せず
現在何が出来るかを考えて行動しましょう!
誰かがではなく、あなたが始めるんですよ!
ドモヨロシック! ごんた
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