自動車保険、ディーラー任せで「高いかも」と感じていませんか?
元ディーラー営業マン×自動車保険募集人の僕が、安心は落とさず保険料だけ賢く下げる選び方を解説します。自賠責と任意の違い、外せない補償、ムダになりやすい特約、ネット型の活用、そして5ステップの見直し手順まで、実体験を交えてやさしく整理。僕自身は今、ネット型に加入。記事の最後に【PR】自動車保険は比較で安くなる!一括見積もりの活用法も載せています。
読み終えるころには、自分の補償はそのまま保険料だけ下げられるかを判断でき、まず何から始めるかがはっきりします。
ディーラーかネットか…より前に「わからないから任せる」が普通だと思う話

正直、多くの方は「わからないからディーラーに任せる」
それは全然間違いじゃありません。
だから本記事では、“自分で比べられる型”を作れるように、必要なところだけ順番に整理します。
この記事でできること

- 外さない補償の芯(対人・対物は無制限/人身傷害/弁護士費用)
- ムダになりやすい特約の見抜き方と、棚卸しの順番
- 同条件で横並び比較するための5ステップ&チェック項目
- ディーラー(代理店型)とネット型の“役割の違い”(どちらが正解でもOK)
僕のスタンス(ディーラー×保険募集人×ネット加入)
ディーラーは「時間と安心を買う選択」として理にかないます。一方で、補償の芯は守ったまま保険料を抑えたいなら、まず相場を知ってから比較するのが近道です。
それでも不明点が残ったら、用語や手順の“ここがわからない”に限って、X/InstagramのDMで質問OKです(プロフィールのリンクからどうぞ)。
※特定商品の推奨や加入の勧誘は行いません。最終判断はご自身でお願いします。
まずは基本

自賠責保険と任意保険の違い

自賠責保険
対人賠償の最低限のみをカバー。(死亡事故で3000万円)
物損(相手の車・建物)や自分・同乗者のケガ、自車の修理は対象外。
任意保険
対人・対物の無制限、搭乗者のケガ、自分の車(車両保険)まで幅広くカバー。
よくある勘違い
「任意保険の対人賠償「無制限」に入っていれば自賠責保険に入っていなくても、対人賠償で無制限に出るからいらない」って勘違いしてる人がいます。
「自賠責保険の3000万円を超えた部分が任意保険の対人賠償から無制限で出る」
自賠責保険が万が一切れていると3000万円は自己負担になります。

自賠責保険が切れて乗っている方も年に何人かいらっしゃいます。
自賠責保険は車検とセット。車検満了日はしっかり把握しましょう!
任意保険の対人無制限は無制限じゃない。テストに出ます!
任意保険はディーラー(代理店型)とネット型、どっちがいい?

ディーラー(代理店型)
強み
- 相談〜手続きまで丸投げできる安心感
- 事故時の修理手配までワンストップになりやすい
弱み
- 拠点・人件費などのコストが保険料に反映されやすい
- 取り扱い商品の範囲内での提案になり、横断比較はユーザー側の手間に
ネット型(ダイレクト)
強み
- 代理店コストが乗りにくく保険料が下がりやすい
- 24時間Web手続き、条件変更も簡単
弱み
- 相談はオンライン/電話中心
- 補償設計は自分で判断(ただし各社ガイドは年々充実)
営業マン

誰かもわからない人と、保険の相談や事故の話をするのは不安ですよね?

何かあった際は、私に任せて下さい!私にご連絡ください!
こんなやりとりをしながら保険に加入していただいてました。
「手取り足取り頼みたい/事故初動を全面委託したい」→ ディーラー型
「コスパ重視&自分で比較できる」→ ネット型
迷うなら、、、まずネット型で“今の条件のまま”相場把握→上位2〜3社で補償を横並びにして比較が無難。
僕の考え
そんなに難しく考えないで下さい。覚えることも少ないです。分かって慣れれば「ネット型」も苦じゃない。ネット型の事故対応も本当に良くなっています。
迷わないための“補償の芯”
- 対人・対物は無制限:節約しない
- 人身傷害:家族・同乗者の治療・生活回復を広くカバー
- 弁護士費用特約:もらい事故“お守り”
- 車両保険:新しめ・ローン残ありは付帯検討(免責設定で保険料調整)
- ロードサービス:標準装備が増加。
- 特約の重複:個人賠償/弁護士費用は他の保険と二重になりがち。証券棚卸し

重複になってしまっていることがとても多い。
それだけ見直すだけでも節約になります。
実はここで変わる:保険料の“見えないレバー”
- 等級・事故有係数:事故の有無で割増引率が分かれる(継続が最大の節約)
- 年齢条件・運転者限定:家族の運転実態に合わせ最適化
- 使用目的・走行距離:ネット型では走行距離区分が保険料に反映される
- 安全装置・運転特性:先進安全装置割引・※テレマ割などを活用
- 免許証の色:割増減の対象になる場合あり
※テレマ割とは、安全運転できていると保険料も割引になる制度

ここは少しお勉強が必要なケースも。DMお待ちしております。
元営業マン直伝:節約しながら“安心”を落とさない5ステップ

証券の棚卸し
- いまの補償・特約を書き出し、重複しがちな特約(例:個人賠償・弁護士費用など)を可視化。補償が重複すると保険金は合算で増えず、片方が無駄になる場合があるため、まず棚卸しが有効です。

意外な保険で特約が被ることもあります。
生命保険・火災保険・医療保険・自転車保険などなど
全て確認することをおすすめします。
“芯”を決める
- 「対人・対物は無制限」「人身傷害」「弁護士費用特約」を基本装備に。対人対物は高額賠償の不確実性から無制限が基本とされ、保険料差は限定的なケースもあります。もらい事故では保険会社が示談代行できない場面があり、弁護士費用特約が実務上の支えになります。

弁護士費用はあくまでもお守りとして。
弁護士費用があるから絶対に大丈夫!
ではない。
車両保険の設計
- 免責(自己負担)を上げるほど保険料は下がるため、家計の許容額に合わせて設定。免責の仕組みと設定の考え方は各社が明示しています。

ごんた流は車両保険無し!
安心を買うなら、せめて免責(自己負担)つけましょう!
ネット型で相場把握(同条件・横断比較)
- 入力を一度で複数社へ見積依頼できる一括見積サービスで、まず“今の条件のまま”の相場を確認。無料の自動車保険一括見積もりサービス
- 比較は適切な商品選択につながる手順として制度面でも位置づけられています。
上位2〜3社の条件合わせ再見積もり
- 保険料が拮抗したら、事故対応の満足度や連絡の取りやすさで決める。実際の満足度・評価は最新ランキング等で差が出ます。

選ぶのはしっかり比較してから
よくある質問(Q&A)
Q. ネット型でも修理はディーラーに出せますか?
A. 指定工場の案内もありますが、希望先に出せることが一般的。事前に担当へ相談を。
Q. 事故対応が不安です。
A. 24時間受付やアプリでの進捗共有など、体制は年々強化。
Q. 車両保険は外しても大丈夫?
A. ごんた流では外します。ただし安心を買う・新しめ・ローン残あり・初心者が使用なら付帯してもあり。免責設定で負担をコントロール。
まとめ “芯”は守って、あとは賢く削る

結論はシンプル
- 対人・対物は無制限、人身傷害、弁護士費用特約という“芯”は残す。
- そのうえで、年齢条件・運転者限定・走行距離・用途を暮らしに合わせて最適化。
- 車両保険は免責で微調整、年式が進んだら要否を検討。
- 仕上げに同条件の横並び比較で“適正価格”を確認する。
これだけで、安心は残しつつムダ払いを抑える流れが完成します。
すぐやる3アクション(今日〜今週)
- 10分棚卸し 証券(またはマイページ)で「芯・条件・重複」だけチェック。
- 同条件で相場確認 今の補償を崩さず、まず“いくらが相場か”を把握。
無料の自動車保険一括見積もりサービス - 上位2〜3社で条件合わせ 金額が近ければ、事故対応の評判・連絡の取りやすさで決める。
よくある“もったいない”を回避
- 「とりあえず全部つけとく」 → 特約の重複や使わないオプションがコスト増に。
- 「去年と同じで更新」 → ライフイベント(通勤開始/終了、免許取得、同居人数の変化)で条件ズレが起きがち。
- 「安い方に全部寄せる」 → 芯を削るのはNG。安くするのは“芯の外側”が鉄則。
シーン別・最短ルート
- 新車・初めての保険:まずは“芯”を確実に → ネット型で相場把握 → 不安が残ればディーラーで相談。
- 子育て中で忙しい:ディーラーの時間短縮メリットを活用。ただし同条件で相場は要確認。
- 家計インパクトを下げたい:ネット型で比較 → 免責の設定と条件最適化で段階的に調整。
- 走行距離が少ない:距離区分がある商品は相性◎。実走行に合わせて設定。
最低限ここだけ(30秒チェック)
- 対人・対物は無制限
- 人身傷害+弁護士費用あり
- 年齢条件/運転者限定が家族の実態に合っている
この3点がOKなら、あとは相場確認 → 比較 → 微調整で整います。
迷ったらどうする?
用語や手順の“ここがわからない”に限って、X/InstagramのDMで質問OK(プロフィールから)。個別の加入可否・商品推奨は行いません。判断はご自身でお願いします。
最後に一歩
【PR】今の補償のまま相場をチェックして、同条件で横並び比較する
ドモヨロシック ごんた
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