タントは、同じ車でもL・X・Xターボ・カスタム・ファンクロスとグレードがたくさんあって、価格は149万6,000円から214万5,000円まで開きがあります。どれを選べばいいか、カタログだけでは分かりにくいですよね。
この記事では、2026年8月31日の改良後のメーカー公式の価格と装備表をもとに、グレードごとの違いを整理しました。何にお金を払うと、何が付くのかが分かるように、差額の中身まで計算しています。
- グレードは「3つの顔(タント・カスタム・ファンクロス)× NAかターボ」で考えると分かりやすい
- XとXターボの差は16万5,000円。ただしXに運転支援のセットを付けると、差は11万円
- 両側の電動スライドドアが標準なのはカスタムとファンクロス。Lは電動スライドドアの設定なし

ねえごんた、タントってグレードが多すぎない? 何が違うのか全然分からないんだけど。

大きく分けると「顔」と「エンジン」の2つだけなんだ。顔はふつうのタント・カスタム・ファンクロスの3つ、エンジンはターボなし(NA)かターボか。あとは付く装備の差だよ。

じゃあ、どこにお金をかけるかで決めればいいんだね。
🏎️ 結論|タイプ別おすすめグレード
- とにかく価格を抑えたい・スライドドアは手で開けてもいい → L
- 街乗り中心、たまに高速道路を走る、乗るのは1〜2人が中心 → X(高速道路の疲れを減らしたいならスマートクルーズパックを追加)
- 3〜4人で乗る、荷物が多い、坂道や高速道路を頻繁に走る → Xターボ
- 両側の電動スライドドアも、見た目の上質さも欲しい → カスタムX/カスタムRS
- 汚れに強いシートで、アウトドアにも使いたい → ファンクロス

💰 全グレードの価格(2026年8月31日の改良後)
メーカー希望小売価格(税込)です。
| グレード | エンジン | 2WD | 4WD |
|---|---|---|---|
| L | NA | 149万6,000円 | 162万2,500円 |
| X | NA | 162万8,000円 | 174万9,000円 |
| X “デイリーツール” | NA | 166万1,000円 | 178万2,000円 |
| Xターボ | ターボ | 179万3,000円 | 191万4,000円 |
| Xターボ “デイリーツール” | ターボ | 182万6,000円 | 194万7,000円 |
| ファンクロス | NA | 182万500円 | 194万1,500円 |
| ファンクロス ターボ | ターボ | 196万3,500円 | 208万4,500円 |
| カスタムX | NA | 188万1,000円 | 200万2,000円 |
| カスタムRS | ターボ | 202万4,000円 | 214万5,000円 |
🧭 グレードは「3つの顔 × NAかターボ」
| 顔 | NA(52PS) | ターボ(64PS) |
|---|---|---|
| タント(標準) | L/X/X “デイリーツール” | Xターボ/Xターボ “デイリーツール” |
| タント カスタム | カスタムX | カスタムRS |
| タント ファンクロス | ファンクロス | ファンクロス ターボ |
エンジンは、NAが52PS・60N・m、ターボが64PS・100N・mです。ターボかどうかは、坂道や高速道路をどのくらい走るかで考えるのが分かりやすいです。
🔍 L は何が付かない?
Lは、いちばん安い149万6,000円(2WD)のグレードです。安いぶん、ほかのグレードには付いている装備がいくつかありません。
- 電動スライドドアの設定がない(左右とも手で開け閉め。半ドアから自動で引き込むイージークローザーも付かない)
- パーキングブレーキが足踏み式(ほかは電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド)
- 前の席がベンチではなくセパレート
- シートヒーターは4WDだけ
- 運転支援のセット(スマートクルーズパック)は付けられない
- フロントウインドゥにはスーパーUV&IRカットガラスが付いていますが、ほかのグレードに標準装備される「360°スーパーUV&IRカットガラス」は付きません
一方で、自動ブレーキなどの衝突回避支援、コーナーセンサー、サイドとカーテンのエアバッグは、Lにも標準で付いています。

Lは、スライドドアを手で開けても困らない人向けだね。子どもを抱っこしながら乗せることが多いなら、電動スライドドアのあるX以上を見たほうがいいよ。
LとX|差額13万2,000円で何が増える?
LとXの価格差は、2WDで13万2,000円です。Xを選ぶと、主に次の装備が追加されます。
- 左側(助手席側)のパワースライドドア
- スライドドアイージークローザー(左右)
- 電動パーキングブレーキ
- オートブレーキホールド
- フロントベンチシート
- 360°スーパーUV&IRカットガラス
- 格納式リヤドアサンシェード
- 運転席・助手席シートヒーター(Xは2WDにも標準。Lは4WDだけ)
毎日の送り迎えや買い物に使うなら、この13万2,000円は満足度に直結しやすい差です。とくに、左側のパワースライドドアとオートブレーキホールドを使いたい人は、LよりXを選んだほうが満足しやすいでしょう。
⚖️ X と Xターボ|差額16万5,000円の中身
XとXターボの価格の差は、2WDで16万5,000円です。ただ、この差はエンジンだけではありません。Xターボには、運転支援のセット「スマートクルーズパック」が標準で付いています。
| X | Xターボ | |
|---|---|---|
| エンジン | NA(52PS) | ターボ(64PS) |
| スマートクルーズパック (ACC・LKC・CTA・ETCユニット・専用ディスプレイなど) | メーカーオプション 5万5,000円 | 標準 |
| ステアリング | メッキオーナメント・シルバー加飾付 | 本革巻 |
| 価格(2WD) | 162万8,000円 | 179万3,000円 |
Xにスマートクルーズパックを付けると168万3,000円です。そう考えると、ターボと本革巻ステアリングの差は11万円になります。

ACCとかLKCって、なに?

ACCは、前の車との距離を保ちながらついていく機能。LKCは、車線の中央を走るようにハンドルを支える機能だよ。高速道路をよく使うなら、あると疲れ方が違う装備なんだ。

高速道路をたまに走る程度なら、Xにスマートクルーズパックを付ける選び方もあるよ。家族4人と荷物を載せて坂道や高速道路を走ることが多いなら、Xターボのほうが余裕を感じやすいね。
🫵 ターボを付けるか迷っている方はこちらも
🖤 特別仕様車「デイリーツール」|+3万3,000円で何が付く?
2026年8月31日に追加された特別仕様車です。XとXターボがベースで、どちらもベース車より3万3,000円高い価格です。
- 14インチアルミホイール(ブラック)(ベースのX・Xターボは14インチのフルホイールキャップ)
- ドアミラーとドアの外側の取っ手がブラックマイカメタリック
- そのほかの装備は、ベースのX・Xターボと同じ考え方(右側の電動スライドドアは5万5,000円のメーカーオプション)
アルミホイールと黒のアクセントで、見た目を少し引き締めたい人向けです。
✨ カスタム(X・RS)とファンクロス|両側の電動スライドドアが標準
カスタムとファンクロスは、運転席側も含めて両側の電動スライドドアが標準です。XやXターボで両側にするには、5万5,000円のメーカーオプションが必要です。

タント カスタム(カスタムX・カスタムRS)
- 大型のエアロバンパーとフロントグリル、メッキのドアハンドルなど、上質な見た目
- シートはレザー調×ファブリック
- LEDヘッドランプはオートレベリング付き、ADB(アダプティブドライビングビーム)も標準
- カスタムXは14インチアルミ、カスタムRSは15インチアルミ
カスタムXとカスタムRSの差は14万3,000円です。カスタムRSはターボで、スマートクルーズパックも標準。カスタムXにパックを付けると193万6,000円なので、ターボと15インチアルミなどの差は8万8,000円になります。なお、15インチのカスタムRSは、最小回転半径が4.7m(ほかは4.4m)です。
タント ファンクロス(ファンクロス・ファンクロス ターボ)
- アウトドアを意識した専用デザイン。ルーフレール付きで、全高は1,785mm(2WD)
- シートは撥水加工のファブリック、後ろの席の背もたれは防水加工
- LEDフォグランプ付き。ホイールはブラックのアルミ(ファンクロスは14インチ、ファンクロス ターボは15インチ)
- スマートクルーズパックは、ファンクロス ターボに標準、ファンクロスはメーカーオプション

両側の電動スライドドアが欲しいなら、カスタムかファンクロスってことね。

そう。Xに両側の電動スライドドアとスマートクルーズパックを足すと173万8,000円。それでも、カスタムXより安くできる。見た目にこだわらないなら、Xにオプションを足すのも賢い選び方だよ。
買い替えの方は、今の車がいくらで売れるかで、実際に払う総額が変わります。グレードを決める前に買取額を調べておくと、予算の線引きがしやすくなります。
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❄️ 2WDと4WD
4WDは2WDより12万1,000円高くなります(Lだけ12万6,500円)。4WDは全高が20mm高く、車両重量は50kg重くなります。Lの4WDには、2WDにはないシートヒーターとリヤヒーターダクトが付きます。

雪の多い地域や、冬に坂道を走ることが多いなら4WDを考えて。それ以外の地域なら、2WDとスタッドレスタイヤの組み合わせで足りることが多いよ。
🧩 メーカーオプションのパックの選び方
タントのメーカーオプションは、パックで選ぶ形です。注文のときに決める必要があり、あとから付けることはできません。
| パック | 主な中身 | 価格 | 付けられるグレード |
|---|---|---|---|
| A スマートクルーズパック | ACC・LKC・CTA・ETCユニット・専用ディスプレイなど | 5万5,000円 | カスタムX・X・ファンクロス(カスタムRS・Xターボ・ファンクロス ターボは標準。Lは設定なし) |
| B パノラマモニター対応カメラ | フロントカメラ・サイドカメラなど | 3万3,000円 | L以外 |
| C 9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ | 9インチのディスプレイオーディオ・USBソケット・HDMIソケット | 8万8,000円 | 全グレード |
| D 9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(スマートパノラマパーキングパック付) | 9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ+スマートパノラマパーキングアシスト+フロント・サイドカメラなど | 13万2,000円 | L以外 |
※BとCは同時に選べません。パノラマモニターとディスプレイオーディオの両方が欲しい場合はDを選ぶ形です。
⛽ 燃費(WLTCモード・グレード別)
| グレード | 2WD | 4WD |
|---|---|---|
| L・X(デイリーツール含む) | 22.6km/L | 20.8km/L |
| カスタムX・ファンクロス | 21.7km/L | 20.8km/L |
| Xターボ(デイリーツール含む)・カスタムRS | 20.9km/L | 19.3km/L |
| ファンクロス ターボ | 20.2km/L | 19.3km/L |
いちばん燃費が良いのは、L・Xの2WDです。ターボやアルミホイールの大きいグレードほど、少しずつ数字が下がります。
🚨 よくある質問
Q. 子育て中の家族の1台目なら、どのグレード?

まずはXが基準。助手席側の電動スライドドアが付いて、価格も抑えられる。運転席側からも子どもを乗せるなら、右側の電動スライドドア(5万5,000円)も考えてみて。
Q. Lを選んで困るのは、どんなとき?

荷物や子どもを抱えてスライドドアを開け閉めするときだね。電動スライドドアの設定がないから、手で開け閉めすることになる。毎日の送り迎えに使うなら、X以上がおすすめだよ。
Q. カスタムとファンクロス、どっちがいい?

どちらも両側の電動スライドドアが標準。上質な見た目と装備ならカスタム、汚れに強いシートとアウトドアの雰囲気ならファンクロスで選ぶといいよ。
🏁 まとめ|迷ったらXを基準に、足りないものを足す
タントのグレード選びは、Xを基準にすると考えやすくなります。
- 🏁 Xを基準に、高速道路をたまに走るならスマートクルーズパック(5万5,000円)、家族4人で坂道や高速道路が多いならXターボ
- 🏁 両側の電動スライドドアが欲しければ、Xにオプションを足すか、カスタム・ファンクロス
- 🏁 Lは電動スライドドアがなくても困らない人向け
- 🚨 メーカーオプションのパックは注文のときにしか選べない
🫵 タントとルークスで迷っている方はこちら
🫵 タントとスペーシアの比較はこちら
購入するグレードが決まっても、今の車の査定額が低ければ、実際の持ち出しは大きくなります。ディーラーで見積もりを取る前に買取相場を確認しておくと、値引き額と下取り額を分けて判断しやすくなります。
👉 セルカで今の車の買取額を調べてみる(連絡はセルカからだけ)
📋 参考にした公式情報
2026年10月時点で、以下のメーカー公式資料を確認しました。
- ダイハツ「タント」一部改良・特別仕様車設定のお知らせ(2026年8月31日)
- ダイハツ「タント」グレード・価格
- ダイハツ「タント」主要装備一覧表(特別仕様車“デイリーツール”を含む・PDF)
- ダイハツ「タント」主要諸元表(PDF)
- ダイハツ「タント ファンクロス」主要装備一覧表(PDF)・主要諸元表(PDF)

ありがとう! Xを基準にして、必要なものを足していくね。

それがいちばん失敗しにくい選び方だよ。見積もりのときは、パックを付けた総額で比べてみてね。

ドモヨロシック!




