「もうすぐ車検だけど、何をすればいいの?いくら用意すればいい?」
初めて車検を迎えるタイミングは、そんな不安でいっぱいになるものです。この記事は、自動車ディーラー歴19年のごんたが、車検の流れ・準備するもの・費用の仕組み・業者ごとの違いをすべてわかりやすく解説します。車検は難しくない。知ればわかる、比べれば得する。
- 車検はいつから受けられるか・まず何を確認すべきかがわかる
- 当日までに必要なものと車検の流れがわかる
- 「法定費用」と「業者費用」の違いがわかる
- ディーラー・カー用品店・車検専門店の費用相場を比較できる
- 初めての車検でどこに頼むべきかがわかる

車検ってそもそも何をすればいいの?なんか難しそうで…

ディーラー歴19年のごんたが断言するけど、車検は流れを知れば全然難しくないよ。今日は準備するものから費用・業者選びまで順番に全部解説するね!
初めての車検でまず知っておきたいこと

まず何を確認すればいいの?

まず車検証を出して、「有効期間の満了する日」を確認して。そこが車検の期限だよ
車検は、有効期間満了日の2ヶ月前から受けることができます。2ヶ月前に受けても次の車検満了日は変わらないので、早めに動いても損はありません。
※以前は満了日の1ヶ月前からが一般的でしたが、2025年4月1日からは満了日の2ヶ月前から受けられるようになりました。

じゃあ期限ギリギリでもいいの?

それが一番ダメなパターン。ギリギリだと予約が取れないことが多いし、追加整備が見つかったときに間に合わなくなる。19年やってきて、ギリギリで焦るお客さんを何人も見てきたよ
- 車検証で満了日を確認する
- 満了日の1〜2ヶ月前には業者に連絡する
- ギリギリ予約は絶対に避ける

余裕を持って動くのが初めての車検の鉄則。1〜2ヶ月前には予約しておこう
初めての車検の流れ

車検って具体的にどんな流れで進むの?

大きく5ステップだよ。順番に説明するね!
① 業者を選んで予約する
受ける業者(ディーラー・カー用品店・車検専門店など)を決めて、電話やネットで予約します。代車が必要な場合はこのときに伝えましょう。
② 見積もりを確認する
当日または事前に見積もりを提示してもらいます。法定費用と業者費用の内訳を必ず確認しましょう。
③ 必要な整備内容を相談する
点検の結果、追加で整備が必要な箇所が出ることがあります。費用と内容を確認したうえで、どこまでやるかを自分で決められます。
④ 車を預けて検査・整備を受ける
当日は車を預け、検査・整備が完了するのを待ちます。半日〜1日かかることが多いです。代車を事前に手配しておくと便利です。
⑤ 支払いをして車を受け取る
整備完了後、費用を支払って車を受け取ります。新しい車検証とフロントガラス用のステッカーを受け取ったことを必ず確認してください。

③の追加整備って、断れるの?

もちろん断れる。「今回はこれだけお願いします」って言えばOK。ただし安全に関わる整備(ブレーキ・タイヤなど)は優先してね

自分で判断できるのは安心だね
車検当日までに準備するもの

車検に持っていくものって何が必要?

必ず必要なものは3点あるよ。あわせてチェックしておこう
【必ず持参するもの】
- 車検証(有効期間・車台番号などが記載されているもの)
- 自賠責保険証明書(グローブボックスに入っていることが多い)
- 自動車税の納税証明書
※原則として提示を省略できますが、納付直後など電子確認できない場合に必要になることがあります。

車検証と自賠責保険証明書は必須。この2つを忘れると車検が受けられないよ。事前に確認しておいて

え、忘れたら受けられないの!?それは困る…

そう。あと代車が必要な場合は予約時に伝えておかないと用意できないこともある。ロックナットを付けてる場合はロックナットアダプターも忘れずにね。早めに連絡しておこう
車検費用は「法定費用+業者費用」の2つで成り立っている

車検を前にして、多くの方が最初に感じる不安は「いくらかかるかわからない」という点です。でも仕組みを知ってしまえば、意外とシンプルです。車検の費用は大きく2種類に分かれています。
法定費用:どこで受けても基本的に同じ
法定費用は国が金額を決めているため、ディーラーでも車検専門店でも基本的に同じです。主な内訳は以下のとおりです。
- 自動車重量税:車の重量に応じて異なる(1トン以下の乗用車で2年間 約8,200円〜)
- 自賠責保険料:24ヶ月分で自家用乗用車17,650円
※2026年10月31日以前に保険期間が始まる契約の場合。沖縄県・離島など一部地域は異なります。 - 検査手数料(印紙代):1,700〜1,800円程度
一般的な乗用車(車重1〜1.5トン)の場合、法定費用の合計はおおよそ3万5,000〜5万円前後になります。
業者費用:ここが業者によって大きく変わる
業者費用とは、点検・整備にかかる費用と業者への代行手数料のこと。法定費用と違い、業者が自由に金額を設定できるため、同じ車でも業者によって1〜5万円以上の差が出ることがあります。

えっ、同じ「車検」なのに業者で金額が全然違うの!?

そう!だから「法定費用は固定・業者費用は比較する」と覚えておいて。この仕組みを知らずに損してる人、めちゃくちゃ多いよ
車検費用の内訳をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
業者別!車検費用の相場と特徴を比較してみよう
費用の安さだけで見ると車検専門店、安心感を重視するならディーラー、バランスを取りたいならカー用品店やガソリンスタンドが選びやすいです。
「どこに頼むか」で費用は大きく変わります。主な業者3種類の相場を比較してみましょう。なお、以下はあくまで目安です。車種・車齢・整備内容によって実際の金額は大きく変わります。
| 業者 | 法定費用(目安) | 整備費用(目安) | 合計(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ディーラー | 3.5〜5万円 | 3〜8万円 | 6.5〜13万円 | 安心感◎・価格は高め |
| カー用品店・ガソリンスタンド | 3.5〜5万円 | 1〜4万円 | 4.5〜9万円 | 価格と品質のバランス型 |
| 車検専門店 | 3.5〜5万円 | 0.5〜3万円 | 4〜8万円 | 最安値・整備は最小限 |

車検当日に「このパーツも交換が必要です」と追加費用が発生するケースがあります。
予約時に「追加整備が発生する場合は、作業前に必ず連絡をください」と伝えておくと、予算オーバーを防げます。

初めてだからやっぱりディーラーが安心かな?

初めてならディーラーで正解。純正部品・保証付き・説明が丁寧。費用は高めでも「何かあったときの安心感」は別格だよ
ディーラーで車検を受けるなら、定期点検をまとめてお得にできる点検パックの加入も合わせて検討する価値があります。初めて車検を受ける方にも向いています。
あなたにおすすめの車検業者はどれ?タイプ別まとめ
費用だけで選ぶのも、安心だけで選ぶのも、どちらも正解です。大切なのは自分のカーライフに合った業者を選ぶことです。
- 車のことは全部お任せしたい → ディーラー
- 費用を抑えつつ安心感も欲しい → カー用品店・ガソリンスタンド
- とにかく費用を安くしたい → 車検専門店
- 2回目以降は比較して決めたい → ネット一括見積もりで比較

じゃあ私はまずディーラーで受けてみる。2回目以降は比べながら選ぼう

それが賢い選択!初めての車検はディーラーで安心を確認して、2回目以降はコスパで選ぶのが王道だよ
なぜ車検は必要?知っておきたい2つの理由
「そもそもなぜ車検は義務なの?」と思う方も多いのではないでしょうか。車検は「道路運送車両法」という法律で義務付けられており、理由は大きく2つあります。
- 公道を走る車の安全を国が確認するため(ブレーキ・タイヤ・灯火類などの保安基準を満たしているかチェック)
- 自賠責保険を有効な状態に保つため(車検と自賠責保険の更新はほぼセット)
車検が切れた状態で公道を走ると、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。
さらに自賠責保険も同時に失効していることが多く、万が一の事故時に補償が一切受けられないリスクもあります。
期限切れには十分ご注意ください。

車検切れで走ったら逮捕されるの?それは絶対ダメだね

絶対ダメ。切れた車で公道を自分で運転するのは禁止。まずはディーラーや業者に電話して。仮ナンバーを取得して車を引き取りに来てもらう手配をしてくれるよ

ちゃんと満了日前に動くのが大事なのね
よくある質問
車検はいつから受けられる?

有効期間満了日の2ヶ月前から受けられるよ。2ヶ月前に受けても次の満了日は変わらないから損はない。余裕を持って早めに予約するのがおすすめ
車検が切れてしまったらどうすればいい?

切れた車で公道を自分で運転するのは絶対NG。まずはディーラーや業者に電話して。仮ナンバーを取得して車を引き取りに来てもらう手配をしてくれるよ
点検パックは車検時に入るべき?

ディーラーで車検を受けるなら入る価値あり。12ヶ月点検・24ヶ月点検がセットになっていて、バラで受けるより割安になるケースが多い。ただし使わないともったいないので、年間走行距離が少ない人は慎重に検討してね
車検費用を安くするにはどうすればいい?

①複数業者で見積もりを比較する、②日頃からメンテナンスして追加整備を減らす、③早割・キャンペーンを利用する、の3つが基本。特に「見積もり比較」が一番効く。ネットの一括見積もりサービスも活用してみて
まとめ:初めての車検は「知ること」から始めよう
車検は「よくわからないからとりあえず業者に任せる」になりがちですが、費用の仕組みと流れを知っておくだけで、選択肢が広がり損をしにくくなります。
- まず車検証で満了日を確認。1〜2ヶ月前には予約しよう
- 流れは5ステップ:予約→見積もり→整備相談→預ける→受け取り
- 車検証・自賠責保険証明書・自動車税の納税証明書を必ず持参
- 費用は「基本的にどこでも同じ法定費用」と「業者により変わる業者費用」で決まる
- 初めてはディーラーが安心。2回目以降はコスパで選ぼう
車の維持費全体を把握しておきたい方は、こちらの記事も参考になります。

ドモヨロシック!




