ルークスのいちばん安いグレード「S」は、後ろのスライドドアが左右とも手動です。前の車についていく機能「プロパイロット」は、グレード名に「プロパイロットエディション」と付く車にしか付きません。
同じルークスでも、グレードによって「ドアが電動か」「運転をラクにする機能が付くか」がはっきり分かれます。値段は、いちばん安いSと、いちばん高いハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションで、2WD同士で57万7,500円違います(カスタムカーのAUTECH LINEを除きます)。
この記事では、日産公式の価格表と主要装備一覧(2026年10月28日に確認)をもとに、ルークスの全6グレードと、カスタムカー「AUTECH LINE」の4つの仕様の違いを整理します。最初に結論と一覧表を置いているので、急ぐ人はそこだけ読めば大丈夫です。

ルークスを見に行こうと思ってるんだけど、グレードの名前が長くて分からないの。いちばん安いSでいいかな?

Sは、後ろのスライドドアが両側とも手動なんだ。子どもを乗せる家なら、そこで考えが変わると思うよ。

えっ、スライドドアって全部電動だと思ってた。

そう思っている人は多いと思う。だから今日は「どのグレードで何が増えるか」を、日産の公式の表から順番に見ていこう。
- 🏎️ 結論|タイプ別のおすすめグレード
- 📋 全グレードの価格と主な違い(一覧表)
- 🔍 ルークスは「標準」と「ハイウェイスター」、そして AUTECH LINE
- 💰 S と X の違い|6万7,100円で何が増える?
- 🚪 X と ハイウェイスターX の違い|両側の電動スライドドアと冬の装備
- 🛣️ プロパイロットエディション|18万5,900円で運転支援がそろう
- ⛽ ターボ(ハイウェイスターGターボ)は要る?
- ✨ AUTECH LINE はどう違う?
- ❄️ 2WD と 4WD
- 🧩 メーカーオプションの考え方
- 🚨 よくある質問
- 💴 買う前と、納車前にやること
- 🏁 まとめ|迷ったら「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」
- 📋 参考にした公式情報
🏎️ 結論|タイプ別のおすすめグレード
先に答えを書きます。価格はすべて2WD・税込みのメーカー希望小売価格です。
| こんな人 | おすすめ | 価格(2WD) |
|---|---|---|
| 迷ったら・家族で使う・運転支援もそろえたい | ハイウェイスターX プロパイロットエディション | 2,105,400円 |
| 両側の電動スライドドアは欲しいが、プロパイロットエディションで増える運転支援や便利な機能までは要らない | ハイウェイスターX | 1,919,500円 |
| 予算を優先したい・電動スライドドアは助手席側だけで足りる | X | 1,739,100円 |
| 1〜2人で使い、後ろの席はあまり使わない | S | 1,672,000円 |
| 坂道・高速道路・4人乗りが多い | ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション | 2,249,500円 |
| 黒い内装と、水や汚れに強いシートが欲しい | AUTECH LINE プロパイロットエディション | 2,204,400円 |
※表の価格は車両本体価格です。ナビ本体や希望する追加装備、諸費用を含む支払総額とは異なります。アラウンドビューモニターは、グレードと仕様によって標準装備かメーカーオプションかが変わります。

迷ったら「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」を基準にしてほしい。プロパイロット、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド、斜め後ろや後ろを横切る車を知らせる機能がそろう、いちばん安いグレードなんだ。
📋 全グレードの価格と主な違い(一覧表)
価格と燃費
| グレード | エンジン | 2WD | 4WD | 燃費 WLTC(2WD/4WD) |
|---|---|---|---|---|
| S | ターボなし | 1,672,000円 | 1,822,700円 | 21.0/18.8km/L |
| X | ターボなし | 1,739,100円 | 1,889,800円 | 21.0/18.8km/L |
| ハイウェイスターX | ターボなし | 1,919,500円 | 2,033,900円 | 21.0/18.8km/L |
| ハイウェイスターX プロパイロットエディション | ターボなし | 2,105,400円 | 2,219,800円 | 21.0/18.8km/L |
| ハイウェイスターGターボ | ターボ | 2,159,300円 | 2,273,700円 | 19.3/17.4km/L |
| ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション | ターボ | 2,249,500円 | 2,363,900円 | 19.3/17.4km/L |
※価格は税込みのメーカー希望小売価格です。リサイクル料金・保険料・税金(消費税を除く)・登録の費用・オプションは含みません。
※公式の諸元表に載っているエンジンは、ターボなし(BR06)とターボ(BR06 インタークーラーターボ)の2つです。ハイブリッドの設定はありません。上の表の6グレードのうち、ターボがあるのはハイウェイスターGターボの2グレードだけです(AUTECH LINE にはターボの車もあります)。
カスタムカーの「AUTECH LINE」は、ハイウェイスターの各グレードをもとにした仕様です。価格は次のとおりです。
| AUTECH LINE の仕様 | もとになるグレード | 2WD | 4WD |
|---|---|---|---|
| AUTECH LINE | ハイウェイスターX | 2,018,500円 | 2,132,900円 |
| AUTECH LINE プロパイロットエディション | ハイウェイスターX プロパイロットエディション | 2,204,400円 | 2,318,800円 |
| AUTECH LINE ターボ | ハイウェイスターGターボ | 2,258,300円 | 2,372,700円 |
| AUTECH LINE ターボ プロパイロットエディション | ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション | 2,348,500円 | 2,462,900円 |
装備の違い(よく聞かれるところだけ)
●=標準装備、-=付かない。スマホでは、表を横に動かすと右側のグレードも見られます。ハイウェイスターは「HS」、プロパイロットエディションは「PP」と短くしています。2つずつの違いは、このあとの章にまとめています。アラウンドビューモニターの2つの仕様の違いは、メーカーオプションの章で説明します。
| 装備 | S | X | HS X | HS X PP | HS Gターボ | HS Gターボ PP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 後ろの電動 スライドドア | -(両側とも手動) | 助手席側だけ (両側はメーカーオプション) | ●両側 | ●両側 | ●両側 | ●両側 |
| プロパイロット | - | - | - | ● | - | ● |
| 電動パーキングブレーキ +オートブレーキホールド | - | - | - | ● | - | ● |
| BSI・BSW(斜め後ろの車) RCTA(後ろを横切る車) | - | - | - | ● | - | ● |
| インテリジェントキー・ プッシュエンジンスターター | - | ● | ● | ● | ● | ● |
| 撥水加工シート | - | - | ● | ● | ● | ● |
| ステアリングヒーター・ 前席ヒーター付シート(2WD) | メーカー オプション | メーカー オプション | ● | ● | ● | ● |
| インテリジェント アラウンドビューモニター | - | メーカー オプション | メーカー オプション | ●移動物 検知機能付 (3Dビュー機能付は メーカーオプション) | ●移動物 検知機能付 (3Dビュー機能付は メーカーオプション) | ●移動物 検知機能付 (3Dビュー機能付は メーカーオプション) |
| ホイール | 14インチ (フルホイールカバー) | 14インチ (フルホイールカバー) | 14インチ アルミ | 14インチ アルミ | 15インチ アルミ | 15インチ アルミ |
※4WDは全グレードで、ステアリングヒーター・前席ヒーター付シート・ヒーター付ドアミラー・リヤヒーターダクトが標準です。
衝突被害軽減ブレーキ(インテリジェント エマージェンシーブレーキ)、踏み間違い衝突防止アシスト、車線からはみ出しそうなときの警報と支援(インテリジェント LI・LDW)、2台前の車まで見て知らせる警報(インテリジェント FCW)、ふらつき警報、標識検知機能、先行車発進お知らせは、全グレードに付いています。前席・サイド・カーテンのエアバッグ、LEDヘッドランプ、オートエアコンも全グレードに標準です。運転席の高さ調整(シートリフター)とハンドルの角度調整(チルトステアリング)も、全グレードに標準です。
この表の数字と装備は、2026年10月28日に日産公式サイトの「価格・グレード」ページと、そこからダウンロードできる主要装備一覧・主要諸元(PDF)で確認しました(出典は記事の最後にまとめています)。ルークスは2025年9月19日に発表され、10月27日に納車が始まりました。価格は発表時のニュースリリースから変わっていません。

表で見ると、プロパイロットは「PP」の列にしか●がないね。

そうなんだ。ルークスは、グレード名を見ればプロパイロットが付くかどうか分かる。ここからは、段ごとに何が増えるかを見ていこう。
🔍 ルークスは「標準」と「ハイウェイスター」、そして AUTECH LINE
ルークスのグレードは、大きく3つに分かれます。
- 標準(S・X):いちばん安い2グレード。ホイールは14インチのフルホイールカバーです
- ハイウェイスター:ハイウェイスターX・ハイウェイスターX プロパイロットエディション・ハイウェイスターGターボ・ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションの4グレード。専用のフロントグリルとフロントバンパー、アルミホイールが付き、後ろのスライドドアは全車が両側電動です
- AUTECH LINE:日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が手がけるカスタムカーで、ハイウェイスターの4グレードがもとになっています。日産の販売会社で買えます
ボディーの大きさ(全長3,395mm・全幅1,475mm)と室内の寸法(室内長2,315mm・室内幅1,335mm・室内高1,400mm)は、全グレードで公式の表が同じです。高さは2WDが1,785mm、4WDが1,805mmです。
日産が発表した受注の内訳(2025年10月19日時点・日産調べ)では、ハイウェイスターの4グレードを合わせて約8割でした。
💰 S と X の違い|6万7,100円で何が増える?
S(1,672,000円)と X(1,739,100円)の差は、2WD同士で67,100円です。X で増える主なものは次のとおりです。
- 助手席側のスライドドアが電動になる(リモコンオートスライドドア・挟み込み防止機構付)。運転席側も電動にしたいときは、メーカーオプションで両側電動を選べる
- スライドドアのオートクロージャー(半ドアを閉め切る機能)が両側に付く。S は助手席側だけ
- インテリジェントキーとプッシュエンジンスターター。キーを持って近づくと解錠し、離れると施錠する機能も付く(S はボタンで操作するリモコンキー)
- スライドドアの予約ロック機能
- サイドターンランプ付きのドアミラー
- 前のガラスと前のドアのガラスが、日差しの熱(赤外線)を通しにくい「IRカット&スーパーUVカット断熱グリーンガラス」になる
- インテリジェント アラウンドビューモニター、NissanConnect インフォテインメントシステム(12.3インチ)、快適パックなどのメーカーオプションを選べる(S には設定がない)
| S | X | |
|---|---|---|
| 価格(2WD) | 1,672,000円 | 1,739,100円 |
| 後ろの電動スライドドア | なし(両側とも手動) | 助手席側(両側はメーカーオプション) |
| スライドドアのオートクロージャー | 助手席側だけ | 両側 |
| キー | リモコンキー | インテリジェントキー・プッシュスタート |
| アラウンドビューモニター | 設定なし | メーカーオプション |

6万円ちょっとで、スライドドアが片側だけでも電動になるなら、Xのほうがいいのかな。

子どもを乗せる家や、雨の日に荷物を持って乗り降りする家なら、Xからを考えたほうが後悔しにくいと思う。Sを考えているなら、試乗で手動のスライドドアを何度か開け閉めしてみてね。
S が合うのは「1〜2人で使い、後ろの席はあまり使わない」「スライドドアは手で開けて困らない」「メーカーオプションをほとんど付けない」人です。
🚪 X と ハイウェイスターX の違い|両側の電動スライドドアと冬の装備

ハイウェイスターX(1,919,500円)は、X より180,400円高くなります。ハイウェイスターX で増える主なものは次のとおりです。
- 後ろのスライドドアが両側とも電動になる(X は助手席側だけが標準)
- ハイウェイスター専用のフロントグリル・フロントバンパーと、14インチのアルミホイール
- LEDフォグランプ
- 撥水加工シート(水や汚れをはじきやすいシート)
- 2WDでも、ステアリングヒーター・前席ヒーター付シート・リヤヒーターダクトが標準(S・X の2WDはメーカーオプション)
- テーラーフィット巻ステアリング
- 後ろの席のシートベルトが、衝突のときに巻き上げて体を支える「ロードリミッター付プリテンショナーシートベルト」になる
| X | ハイウェイスターX | |
|---|---|---|
| 価格(2WD) | 1,739,100円 | 1,919,500円 |
| 後ろの電動スライドドア | 助手席側(両側はメーカーオプション) | 両側 |
| 撥水加工シート | なし | あり |
| ステアリングヒーター・前席ヒーター付シート(2WD) | メーカーオプション | あり |
| ホイール | 14インチ(フルホイールカバー) | 14インチ アルミ |
| プロパイロット・電動パーキングブレーキ | なし | なし |

Xに両側電動のオプションを付けるのと、ハイウェイスターXにするのは、どっちがいいの?

両側電動だけが目的なら、Xにオプションを付ける手もあるね。ただ、オプションの値段は公式の装備表には載っていないから、見積もりで2つの支払総額を並べてみて。冬にハンドルや座面を温めたい人、子どもが飲み物をこぼしやすい家なら、ハイウェイスターXの標準装備がそのまま役に立つと思うよ。
迷ったときは、販売店で次の2つの見積もりを取って並べると、判断しやすくなります。
- X に、メーカーオプションの両側の電動スライドドア(リモコンオートスライドドア〈両側〉)を付けたもの
- ハイウェイスターX
このとき、ナビ・有料色・そのほかのオプションは、2つとも同じ条件にそろえてください。そのうえで、支払総額の差と、ハイウェイスターX で増える装備(撥水加工シート、アルミホイール、2WDのステアリングヒーターと前席ヒーター付シートなど)を見比べます。差額に見合うと思えるかどうかで決めると、納得しやすくなります。
🛣️ プロパイロットエディション|18万5,900円で運転支援がそろう
ハイウェイスターX プロパイロットエディション(2,105,400円)は、ハイウェイスターX より185,900円高くなります。プロパイロットエディションで増える主なものは次のとおりです。
- プロパイロット:高速道路や自動車専用道路で、アクセル・ブレーキ・ハンドルの操作を手伝う。渋滞のときも前の車との距離を保つ
- 電動パーキングブレーキ:スイッチで駐車ブレーキをかけ、シフトやアクセルの操作に合わせて自動でかかったり外れたりする(足踏み式ではなくなる)
- オートブレーキホールド:信号待ちでブレーキペダルから足を離しても、止まったままでいる
- インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)と BSW(後側方車両検知警報):斜め後ろの車を知らせ、車線変更のときの接触を避ける手助けをする
- RCTA(後退時車両検知警報):バックで出るとき、後ろを横切ろうとする車を音で知らせる
- 衝突被害軽減ブレーキの、交差点での出会い頭・右折時(車・自転車・二輪車)・右左折時の歩行者への対応(日産の公式ページでは「プロパイロット装着車のみ」)
- インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)と、映像を映すディスプレイ付自動防眩式ルームミラーが標準。ハイウェイスターX ではメーカーオプション
- 日産オリジナルナビ取付パッケージ(GPSアンテナ・TVアンテナ・6スピーカー)が標準。ナビ本体は含まれない。ハイウェイスターX はオーディオレスで2スピーカー
プロパイロットは、高速道路や自動車専用道路での運転を助ける機能です。一般道では使わないよう、日産の取扱説明書で案内されています。周りの確認と運転の操作は、ドライバーが行います。
オートブレーキホールド・RCTA・交差点での衝突回避の支援は、プロパイロットとは別の装備です。信号待ちや駐車場からバックで出るときなど、街の中を走るときにも、それぞれの条件で働きます。
ターボのハイウェイスターGターボでは、プロパイロットエディションとの差は90,200円です。Gターボは、もともとナビ取付パッケージなどが標準なので、プロパイロットエディションで増える装備が少なくなります。

18万円以上って大きいよね。付けたほうがいいの?

高速道路を使うなら、プロパイロットエディションをすすめたいね。長い距離で疲れにくくなるのは、運転する人の安全につながるから。
ただ、高速道路を使わなくても、信号待ちで止まったままでいられるホールドや、バックで出るときに横切る車を知らせる警報を重視するなら、候補になる。反対に、増える機能までは要らないなら、ハイウェイスターXで予算を抑える考え方もあるよ。

⛽ ターボ(ハイウェイスターGターボ)は要る?
ハイウェイスターX プロパイロットエディション(2,105,400円)と、ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(2,249,500円)の差は、2WD同士で144,100円です。ターボで変わるところは次のとおりです。
| HS X PP(ターボなし) | HS Gターボ PP(ターボ) | |
|---|---|---|
| 価格(2WD) | 2,105,400円 | 2,249,500円 |
| 最高出力 | 38kW(52PS) | 47kW(64PS) |
| 最大トルク | 60N・m(6.1kgf・m) | 100N・m(10.2kgf・m) |
| 燃費 WLTC(2WD/4WD) | 21.0/18.8km/L | 19.3/17.4km/L |
| ホイール | 14インチ アルミ | 15インチ アルミ |
| 最小回転半径 | 4.5m | 4.8m |
| アダプティブLEDヘッドライトシステム | メーカーオプション | 標準 |
※アダプティブLEDヘッドライトシステムは、前の車や対向車を照らさないように、ハイビームの照らす範囲を自動で切り替える機能です。

坂道の多い地域や、高速道路の合流、4人乗りが多い家ならターボを考えてみて。逆に街乗りが中心なら、ターボなしで足りることも多いよ。試乗では、家族を乗せたときと同じように坂道を走ってみるのがいちばんだね。
確かめておきたいのは、ハイウェイスターGターボ(プロパイロットエディションではない仕様・2,159,300円)です。ハイウェイスターX プロパイロットエディションより53,900円高く、ターボを搭載しています。その一方で、プロパイロット・電動パーキングブレーキ・BSI・RCTA は付きません。
価格が高いグレードなら、安いグレードの装備が全部付く、というわけではありません。加速の余裕を優先するのか、運転支援や便利な機能を優先するのかで、選び方が変わります。ターボを選ぶときは、プロパイロットエディションかどうかも確かめてください。
✨ AUTECH LINE はどう違う?
AUTECH LINE は、ハイウェイスターの4グレードをもとにしたカスタムカーです。もとになるグレードとの差は、4つの仕様とも2WD・4WDとも99,000円です。
日産の発表と公式ページに書かれている、AUTECH LINE だけの主な装備は次のとおりです。
- ブラック基調のインテリア(ルークスで唯一)
- 専用の防水シート(ブラック)。シートのメインは「フレーザークロス」という素材で、後ろの席の背もたれの裏はカーペット素材。シート地以外はもとのグレードと同じ
- 専用のアルミホイール(ターボなしは14インチ、ターボは15インチ)
- 専用のフォグランプフィニッシャー、シルバーのドアミラー、AUTECH LINE のロゴプレートとエンブレム
ターボなしの AUTECH LINE(2仕様)は、2026年2月26日に発表され、4月2日に発売されました。それまでは、ターボの2仕様だけでした。

小さな子どもがいて、ジュースやお菓子でシートを汚しやすい家には、防水のシートは合うと思う。見た目の好みも大きいから、AUTECH LINE が気になるなら、実車の内装の色を一度見てから決めてね。
❄️ 2WD と 4WD
4WDは、2WDより S・X が150,700円、ハイウェイスターと AUTECH LINE が114,400円高くなります。
ルークスの4WDは「フルタイム4WD」です。日産の説明では、ふだんは前輪駆動の車のように走り、滑りやすい路面になると後輪へ多くの力を配分します。4WDは全グレードで、ステアリングヒーター・前席ヒーター付シート・ヒーター付ドアミラー・リヤヒーターダクトが標準になります。
4WDは全高が1,805mmになり(2WDは1,785mm)、燃費は WLTC でターボなしが18.8km/L、ターボが17.4km/Lです。

4WDは、雪の多い地域や、凍った坂道を毎日通る人向けだね。4WDでも、滑る路面で止まりやすくなるわけじゃない。冬用タイヤは別に必要だよ。
🧩 メーカーオプションの考え方
ルークスは、メーカーオプションで付けられる装備が多い車です。メーカーオプションは注文のときにしか付けられず、あとから追加できません(日産の主要装備一覧の注記より)。おもなものは次のとおりです。
- インテリジェント アラウンドビューモニター:車を上から見たような映像などで、周りの確認を助ける。仕様が2つあり、使える映像や映る場所が違う(下の表)。S には設定がない
- NissanConnect インフォテインメントシステム(12.3インチ):Google のナビ機能やテレビ、ハンズフリー電話などが使える。Google の機能を使うには、NissanConnect サービスの契約(有料)か、スマートフォンなどでの通信の用意が必要。X 以上で選べる
- 快適パック:リヤシーリングファン(後ろの席に風を送る)・プラズマクラスター技術搭載オートエアコン・後席のパーソナルテーブル・後席のUSB(Type-C)・後席のロールサンシェードなど。X 以上のグレードと AUTECH LINE で選べる(S には設定がない)。リヤシーリングファンとロールサンシェードは、AUTECH LINE も含めて、どのグレードでも標準ではない
- ホットプラスパッケージ:S・X の2WDでは、ステアリングヒーター・前席ヒーター付シートなどをセットで付ける
アラウンドビューモニターは2つの仕様がある
インテリジェント アラウンドビューモニターには、仕様の違いがあります。名前が似ているので、使いたい映像の機能と、映像が映る場所まで確かめましょう。
| 移動物 検知機能付 (3Dビュー機能なし) | 移動物 検知、3Dビュー機能付 | |
|---|---|---|
| 表示できる映像 | 車を上から見たような「トップビュー」、前と後ろを映す「フロントビュー」「リヤビュー」、車の横を映す「サイドブラインドビュー」、前や後ろを画面いっぱいに広く映す「フロントワイドビュー」「リヤワイドビュー」 | 左の映像に加えて、立体的に見える「3Dビュー」と、車の下が透けて見えるような「インビジブルフードビュー」 |
| 映像を表示する場所 | ディスプレイ付自動防眩式ルームミラー(対象の日産オリジナルナビを付けると、ナビの画面にも映る) | NissanConnect インフォテインメントシステムの12.3インチ画面 |
| 画面の切り替え方 | CAMERAスイッチを押して切り替える | 画面の下にあるアイコンにタッチして切り替える |
| 追加の機能 | - | フロントワイドビューを自動で映す地点の登録(見通しの悪い交差点などで使う)、3Dビューの自動回転 |
| 動く人や自転車を知らせる機能(移動物 検知) | どちらの仕様も、トップビュー・フロントビュー・リヤビューで、シフトの位置や車の速さの条件がそろったときに働き、黄色い枠と音で知らせる。サイドブラインドビュー・3Dビュー・インビジブルフードビューには、この機能がない | |
| X・ハイウェイスターX | メーカーオプション(日産オリジナルナビ取付パッケージなどとのセット) | メーカーオプション(NissanConnect インフォテインメントシステム、ドライブレコーダー〈前後セット〉、ETC2.0ユニットなどとのセット) |
| ハイウェイスターX PP・ハイウェイスターGターボ・ハイウェイスターGターボ PP | 標準装備 | メーカーオプション(NissanConnect インフォテインメントシステムなどとのセット。選ぶと、移動物 検知機能付と入れ替わる) |
| S | 設定なし | |
フロントワイドビューは、3Dビュー機能なしの仕様(移動物 検知機能付)にも用意されています。3Dビュー機能付の仕様では、3Dビューやインビジブルフードビューなどが加わり、映像は12.3インチの画面に映ります。フロントワイドビューを自動で映す地点を登録できるのも、3Dビュー機能付の仕様です。2つの仕様は同時には付けられず、表示する場所や操作のしかたも違うので、必要な機能は実車で確かめましょう。
また、動く人や自転車を知らせる移動物 検知は、すべての画面で働くわけではありません。止まっているものも検知できません。発進する前は、ミラーと自分の目で周りを直接確かめてください。
日産の発表(2025年10月19日時点)では、ハイウェイスターを選んだ人の約7割が、メーカーオプションの「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知、3Dビュー機能付)」を付けていました。
ナビ本体は、どのグレードも別に選ぶ
S・X・ハイウェイスターX は、標準ではオーディオレス(2スピーカー)です。プロパイロットエディションとハイウェイスターGターボ系に標準の「日産オリジナルナビ取付パッケージ」は、GPSアンテナ・TVアンテナ・6スピーカーなどの装備で、ナビ本体は含まれません。標準装備のままでは、上のグレードでも、ナビやオーディオの本体は別に選ぶ必要があります。
純正のナビを選ぶ場合は、販売店で付けるディーラーオプションの日産オリジナルナビゲーションか、メーカーオプションの NissanConnect インフォテインメントシステムから選びます。ただし、S には NissanConnect インフォテインメントシステムの設定がありません。S で純正のナビを付けるときは、日産オリジナルナビゲーションになります。ナビやオーディオを付けない場合でも、音楽やラジオをどうするかは、見積もりの前に決めておくと安心です。

オプションがセットになっていて、どれを付ければいいか分からなくなりそう。

まず「アラウンドビューモニターをどの仕様にするか」を決めると整理しやすいよ。グレードによって、ナビやドライブレコーダーとのセットの組み方が変わるんだ。オプションの値段は公式の装備表に載っていないから、見積もりで1つずつ確かめてね。
モニターを付けても、カメラには映らないところがある。子どもの位置や車の周りは、発進する前に自分の目で直接確かめてね。
見積もりで確認すること
- ナビやオーディオの本体は含まれているか
- アラウンドビューモニターは、どちらの仕様か
- 欲しい後ろの席の装備は、快適パックに含まれているか
- 単独では選べず、セットになる装備は何か
- 有料色や諸費用を含めた支払総額はいくらか
🚨 よくある質問
Q. ハイウェイスターと標準(S・X)は、見た目以外に何が違いますか?

大きな違いは、後ろのスライドドアと冬の装備だよ。ハイウェイスターは全グレードで両側のスライドドアが電動。2WDでもステアリングヒーターと前席ヒーター付シートが標準なんだ。撥水加工シートと、後ろの席のプリテンショナー付きシートベルトもハイウェイスターから付くよ。
衝突被害軽減ブレーキなどの基本の安全装備は、標準もハイウェイスターも全グレードに付いているよ。
Q. 両側の電動スライドドアだけ欲しいなら、X でもいいですか?

X なら、両側の電動スライドドアをメーカーオプションで付けられるから、選び方としてありだと思うよ。S には電動スライドドアの設定がないんだ。ただ、ハイウェイスターX には、撥水加工シートや、2WDでもステアリングヒーターと前席ヒーター付シートが標準で付く。X に両側電動を付けた見積もりと、ハイウェイスターX の見積もりを、同じ条件で並べてから決めてね。
Q. プロパイロットエディションなら、ナビも付いていますか?

ナビ本体は付いていないんだ。プロパイロットエディションに標準なのは「日産オリジナルナビ取付パッケージ」で、GPSアンテナ・TVアンテナ・6スピーカーなどの装備だよ。ナビ本体は、ディーラーオプションの日産オリジナルナビゲーションか、メーカーオプションの NissanConnect インフォテインメントシステムから選ぶことになるんだ。
Q. アラウンドビューモニターは、仕様によって違いますか?

違うよ。「移動物 検知機能付」は、映像がルームミラーに映る仕様で、プロパイロットエディションとハイウェイスターGターボ系には標準なんだ。前を画面いっぱいに広く映すフロントワイドビューも、この仕様で使えるよ。
NissanConnect インフォテインメントシステムとセットの「移動物 検知、3Dビュー機能付」にすると、3Dビューやインビジブルフードビューが加わって、映像は12.3インチの画面に映る。フロントワイドビューを自動で映す地点の登録も、こちらの仕様の機能だよ。動く人や自転車を知らせる機能は、どの画面でも働くわけじゃないから、違いはメーカーオプションの章の表で確かめてね。
Q. ルークスにハイブリッドはありますか?

公式の諸元表に載っているのは、ターボなしとターボのガソリンエンジンだけで、ハイブリッドはないんだ。燃費は WLTC で、ターボなしの2WDが21.0km/L、ターボの2WDが19.3km/Lだよ。
Q. 上のグレードなら、後ろの席のファンやサンシェードも標準ですか?

AUTECH LINE も含めて、リヤシーリングファンと後ろの席のロールサンシェードは標準じゃないんだ。どちらもメーカーオプションの「快適パック」に入っていて、X 以上のグレードと AUTECH LINE で選べるよ。標準系の S には、快適パックの設定がないんだ。快適パックには、後ろの席のパーソナルテーブルやUSB(Type-C)、プラズマクラスター技術搭載オートエアコンなども入っているよ。
Q. 後ろの席の乗り降りや広さはどうですか?

日産の公式ページでは、後ろのスライドドアの開口幅が650mm、後ろの席のスライドが最大320mm、後ろの席の足元の広さ(ニールーム)が795mm(パーソナルテーブル付きは770mm)だよ。どれも日産の測定値なんだ。
チャイルドシートを使う家なら、実車で一度乗せ降ろしをしてみてね。
Q. 車両価格のほかに、どんなお金がかかりますか?

リサイクル料金、税金、自賠責保険、登録の費用、任意保険がかかるよ。ルークスはメーカーオプションが多いから、付けたいものを入れた見積もりで考えてね。
見積もりは「車両価格」じゃなくて「支払総額」で比べてみて。
💴 買う前と、納車前にやること
買う前:今の車の売値を先に知っておく
乗り換えの場合は、新しい車の値引きだけでなく、今の車をいくらで手放せるかも合わせて考えます。次の順番で確かめると、整理しやすくなります。初めて車を買う人は、ここは読み飛ばして大丈夫です。
- 希望する装備を入れた、新しい車の見積もり(支払総額)を確かめる
- 今の車の下取り額と、買取店の査定額を比べる
- ローンが残っている場合の精算と、車を引き渡す時期などの条件を確かめる

下取りが悪いわけじゃないんだ。比べる材料を持って商談に行くと、自分で納得して決められる。それが大事だと思うよ。
査定額には、有効期限や引き渡しの条件がつくことがあります。新しい車の納期とあわせて確かめておくと安心です。
※ネクステージ(フルスイング買取)は、買取店1社への査定依頼です。申し込むと、査定の日時や場所を決めるための連絡があります。出張査定は無料です。買取の契約は、車を引き渡した翌日までなら、費用なしで解除できます。ただし、名義変更が完了している場合は、ネクステージ側に責任のある事情による場合を除き、キャンセルできないと案内されています。契約前に最新の条件を確認してください。
下取りと買取の違いは、下の記事で詳しくまとめています。
🫵 下取りと一括査定のどちらがいいか迷っている方はこちら
納車前:自動車保険の車両入替を手配する
納車日が決まったら、今入っている保険の会社に連絡して、納車して運転を始める日に間に合うように「車両入替」を手配しましょう。
今の保険の満期が近い場合は、同じ補償の条件で保険料を比べる機会にもなります。比べるときは、補償の中身をそろえてから見積もりを取りましょう。
🏁 まとめ|迷ったら「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」
ルークスのグレード選びは、まず「電動スライドドア」と「プロパイロット・電動パーキングブレーキ」の2つで候補を絞ります。そのあと、ターボや4WDが必要かどうか、AUTECH LINE の内装が好みかどうかで選ぶと、整理しやすくなります。
- 🏁 予算を優先して、電動スライドドアは助手席側だけで足りるなら X(S より67,100円高い)
- 🏁 両側の電動スライドドアと撥水加工シート、冬の装備(2WDでもステアリングヒーターと前席ヒーター付シートが標準)を重視するなら ハイウェイスターX
- 🏁 プロパイロットに加えて、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド、BSI・RCTA までそろえるなら ハイウェイスターX プロパイロットエディション
- 🏁 坂道や4人乗りが多く、加速に余裕が欲しいならターボを検討する。ターボを選ぶときは、プロパイロットエディションかどうかも確かめる
- 🚨 ナビ本体(ナビ取付パッケージには含まれない)、アラウンドビューモニターの仕様、快適パックまで決めてから、支払総額で比べる。メーカーオプションは、注文のときにしか付けられない
まだほかの車と比べている方に向けて、比べ方の記事もまとめています。
🫵 ルークスとN-BOXで迷っている方はこちら
🫵 ルークスとスペーシアで迷っている方はこちら
ほかにも、次の記事があります。
📋 参考にした公式情報
2026年10月28日時点で、以下の日産公式ページを確認しました。
- 日産「ルークス 価格・グレード」
- 日産「ルークス 主要装備一覧・主要諸元」(PDF)
- 日産「ルークス AUTECH LINE」
- 日産「ルークス 360°セーフティアシスト」
- 日産「ルークス 走行性能」
- 日産「ルークス 室内」
- 日産「ルークス ナビ・オーディオ」
- 日産「ルークス 取扱説明書(プロパイロット)」
- 日産 ニュースリリース(2025年9月19日・ルークスの発表と価格)
- 日産 ニュースリリース(2025年10月21日・受注状況と納車開始日)
- 日産 ニュースリリース(2026年2月26日・AUTECH LINE のターボなし追加)
※価格は税込みのメーカー希望小売価格です。実際の価格は販売会社が決めています。燃費は定められた試験条件での値で、使い方によって変わります。

ありがとう! Sのスライドドアが手動なのも、プロパイロットがグレード名で分かれるのも、知らなかったら見落とすところだった。

グレード表は、自分の家の使い方に当てはめて読むのがコツだよ。試乗のときは、後ろのドアの開け閉めと、高速道路をどれくらい使うかを家族で話してみてね。

ドモヨロシック!




